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学院長挨拶

人間が生きていくうえで、「成長」は常にあると思います。常に変化する世の動きに、 停滞する事は、おおよそ不可能ではないでしょうか。世の中の動きに反応し、変革を迫られるのは、 企業も個人も違いはないのではないでしょうか。個人も企業もその存在するという意義は等しいと思います。 個人の自由な存在を否定する社会は人間社会とはいえず、企業の自由な活動を否定する社会も、また正常な会社とは言い難い。

しかし、現在の社会の変化は、そのスピードにおいて人類が過去の歴史に経験したことのない急激なものであります。 特にインターネットの出現による社会変化のスピードは、文化そのものを変革しようとしています。 膨大な情報が圧倒的なスピードで伝達され、社会変化のスピードは、その村社会、都市社会、国家を突き抜け、 地球規模の変革をもたらしています。

「生きる」というのはエネルギーの流れる、変化する状態をいうのであり、逆にエネルギーが流れない、変化しない状態を 「死」というのではないでしょうか。個人の自己実現は新しい「自己」を誕生させます。 そういう自己変革の連続集団を受けて企業の存在があります。変化しない、成長しない企業は当然淘汰されます。 変化は必然であり、より良い変化とは、人間社会、それを構成する個人、企業にとって、より良く「交流」する事なのではないでしょうか。

自己のみの利益は自己の真の利益にはならない。自己の利益は他者の利益と分かちがたく繋がっている。 企業の商品提供とは顧客と社会と企業にリンクして利益をもたらすことだと思います。 そういう企業活動は顧客や社会から必要とされ、応援されると思います。

私たちはそういう存在を目指します。

画像:学院長名